今でこそ薬剤師は人材が足りない状態ですが、いずれ余るようになると言われています。今後私たちは、「あの人から薬をもらいたい」と患者さまから指名してもらえるような存在にならなくてはなりません。そこで重要になってくるのが「人間力」。その人ならではの魅力があるかどうかです。絵や歌が上手い、おしゃべりが楽しい、相談しやすいなど、薬に関する知識だけでなく、患者さまが会いに来たくなるような魅力を持った人こそ、当社の求める人材です。
K&K リクルートサイト
今でこそ薬剤師は人材が足りない状態ですが、いずれ余るようになると言われています。今後私たちは、「あの人から薬をもらいたい」と患者さまから指名してもらえるような存在にならなくてはなりません。そこで重要になってくるのが「人間力」。その人ならではの魅力があるかどうかです。絵や歌が上手い、おしゃべりが楽しい、相談しやすいなど、薬に関する知識だけでなく、患者さまが会いに来たくなるような魅力を持った人こそ、当社の求める人材です。
薬局や薬剤師のあり方は、現在の状態で完成しているわけではありません。時代が移り変わっていく中で、今後さらに新しい役割が求められてくるはずです。「薬剤師がいて良かった」とこれからも患者さまや医師を始めとした医療関係者に言ってもらうために。患者さまが何を求めているのかを常に考え、医療業界の中で自分の価値を発揮し、現状に留まることなく、これからの薬剤師のあり方を模索できる方を私たちは求めています。
K&Kは、村上市と胎内市に店舗を展開しています。それぞれの薬局の近隣にある医院も、内科、小児科、整形外科、眼科、皮膚科、耳鼻科と幅広く、多様な領域をカバーすることができています。薬剤師として豊富な知識と経験を得ることができ、実際の仕事の中でキャリアアップしていくことが可能。また、各店舗はそれぞれの薬局長の方針のもと、主体性を持って運営をしています。小回りが利きやすいので、働きやすい環境です。
もうひとつの特徴が「医師との距離の近さ」です。近隣の病院隣接した医院を中心に密な情報交換を心がけており、強いつながりを築いています。薬剤の新規採用などについて処方医から相談をされることもあります。また、診療医からのアドバイスを取り入れ、薬局運営に生かしています。単一店舗でもなく、大組織でもない「中くらい」の薬局だからこそ、幅広い領域をカバーしつつ、きめ細やかなコミュニケーションにも力を入れることができるのです。
私の勤務するくしがた調剤薬局は2013年10月に開局した、K&Kで一番新しい店舗です。駅前という立地ということもあり、小さなお子さまから高齢者の方まで幅広い年齢層の方々が利用してくださいます。居心地の良い薬局をめざし、待合室はゆったり座れるような構造。ゆっくり新聞や雑誌を読んだり、お茶を飲んだりして過ごされる方もいらっしゃいます。
立地の良さは、一方で競合の多さも意味します。患者さまに選ばれる薬局であるために、こだわっているのが薬を出すスピードです。受付、入力、調剤、投薬がスムーズに流れるように気をつけています。また、患者さまの話をじっくりと聞くことや、子連れの患者さまの投薬中にはお子さまの相手をするなど、患者さまの様子に合わせて柔軟な対応ができるように心がけています。
スタッフに常日頃から伝えているのは、「何事も患者さま目線で考えるように」ということ。自分が患者さまだったらこうしてほしい、ここが気になる、という考え方を持っておけば、それが自ずと接客態度にも表れてきます。スタッフたちからの提案も大歓迎。「ここは自分たちの薬局なんだ」と意識してもらえるように、良いものはどんどん受け入れるようにしています。
くしがた調剤薬局 薬局長/薬剤師
横山 龍
特に心がけているのは、スピーディーな対応。来局される患者さまは、医院の待ち時間で疲れている方が少なくありません。そのため薬局では極力お待たせすることがないように、患者さまが窓の外に見えた時から、顔色や様子をよく観察し、急がれているのかどうかを察知するようにしています。こうしたことの積み重ねが、薬局の満足度につながると考えています。
以前は大型のチェーン店に勤務していたのですが、分担作業になりがちで患者さまと顔を合わせないような日もありました。K&Kの魅力は、地域密着型の店舗づくりにちょうどいい規模であることです。患者さま一人ひとりにじっくりと説明ができるようになりました。感謝の言葉をいただくなど、患者さまに寄り添って薬局を運営している実感があります。転職を後悔したことは一度もありません。
調剤業務ももちろんですが、覚えてもらいたいのは人との対話の大切さです。患者さまから質問を受けることで、調べる機会が生まれ知識が増えていきます。薬局長としてめざすのは、一人ひとりが成長できる環境づくりです。薬剤師としての知識、患者さまとの接し方など、私も勉強不足なところがあるので、薬剤師同士でお互いに教えあいながら成長していきたいです。
くすのき調剤薬局 薬局長/薬剤師
内山 剛
仕事の中で特に大変なのが、「疑義照会」と「医院からの問い合わせ対応」。つまり医師とのやりとりです。処方せんの中身を確認し、何か問題があった場合にはそれを発見する必要があります。飲み合わせがおかしい、副作用のおそれがある、といった場合には病院に問い合わせます。医師と良好な関係性を築いておくことで、こうしたやりとりがスムーズにできるようになります。
私は「その時にしかできないことはサービスではない」と考えています。何か特別なことをしても、次の機会に同じことができなければ患者さまは「サービスが悪くなった」とガッカリされてしまいます。たとえば、足の悪い方が来られたら待たれている席まで行って薬を渡すなど、毎回できるサービスを提供しています。また、素早い対応も常に心がけています。
新人教育としては、まず薬を覚えることから。ある程度覚えたら、処方せんに合わせて薬を集めるなどの作業をしてもらいます。薬剤師には薬の知識も必要ですが、それ以上に人間としての魅力がポイントとなります。やりがいを感じるのは、患者さまとの関係性が築けて期待に応えられた時。「指名される薬剤師」をめざして一緒にがんばりましょう。
しんまち調剤薬局 薬局長/薬剤師
渡辺 知誠